印鑑証明の登録カードをなくした場合、どうしたらいいの?

印鑑証明を受け取る場合、登録カードを持っていくことで発行してもらうことができます。
この登録カードは、印鑑を登録したあとに受け取ります。
そのため、登録カードはなくさないようにしっかりと管理する必要があります。
もし印鑑証明の登録カード(印鑑登録証)をなくしてしまった場合、どのような手続きが必要になってくるのかわかりませんよね。
今回は、印鑑証明の登録カードをなくした場合の手続きの方法についてご紹介したいと思います。
印鑑証明の登録カードを再発行してもらうためには?
印鑑証明の登録カードをなくした場合、再発行しなければなりません。
しかし、再発行をする前に必要な書類があります。
・亡失届
・印鑑登録廃止申請
この2点は提出をしなければいけません。
印鑑証明の登録カードを落としてしまったりして他人がそのカードを悪用してしまう可能性があるからです。
例えば、高級な車を買うこともできますし、不動産の契約を行うことができるのです。
印鑑証明でもできるんだーと思いましたよ。(笑)
そのため、なくしたと思った時点でこの2点は速やかに提出したほうがよいというわけです。
印鑑登録については、市区町村それぞれで内容が違うことがあります。
そのため、亡失届がいらないこともあります。
その場合は印鑑登録廃止申請だけになります。
大体住民票がある市区町村で紛失したことを伝えて手続きをしていくことを理解しておきましょう。
印鑑証明の登録カードを再発行する~本人によって~
印鑑証明の登録カードの再発行を本人が行う場合は、身分証明が必要になりますので、免許証やパスポートなどを持参する必要があります。(顔つきの書類が必要ということです。)
また、再発行になりますので印鑑証明に必要な印鑑も必要となってきます。
できれば紛失した時に使用した印鑑ではなく、新しい印鑑を使用したほうがよいと思います。
印鑑証明の登録カードを再発行する~代理人によって~
印鑑証明の登録カードの再発行を代理人が行う場合は、印鑑登録廃止申請のための委任状が必要になってきます。
委任状は、ネットで検索するとでてきますので、印刷をして記入をしてもらうとよいでしょう。
そのあと、印鑑登録用の委任状も必要になってきます。
以上のように、代理人が手続きをしようとすると、全てに対して委任状が必要となってきます。
結構面倒ですから、できれば本人が再発行したほうがよいでしょう。
ちなみに、印鑑証明の登録カードの再発行には1000円程度かかります。
そして、印鑑証明書は300円程度になります。
市区町村によって料金は違いますので確認を行いましょう。
先ほども言ったように、印鑑証明によって高額な取引を行うことができます。
そのため、紛失した可能性があるのであれば早めに手続きを行ったほうがよいと思います。
本人が、仕事が忙しくて手続きできそうにないとしても、現在ではマイナンバーカードによってコンビニで発行することができたりします。
そうすると、カードの紛失に気づかないで過ごしてしまう可能性があります。
しっかりと、どこにあるのか確認をしておきましょう。
まとめ
印鑑証明の登録カードを紛失してしまった場合、亡失届と印鑑登録廃止申請書を提出したあとに再発行をしましょう。
一番は、なくさないように管理することですので十分注意をしましょう。