乾燥によるかゆみはなぜおこる?かゆみへの対策を厳選して紹介!

最近1年中かゆみに悩まされている人が多くなってきています。
とくに、かゆみの原因が乾燥によるものがおおいようです。
私も冬場に身体が乾燥してよくかきむしっていました。
「かきむしったら痕が残るからやめなさい。」と親に言われていましたが、どうしてもかゆくてとまらない・・・ということがよくありました。
なぜかゆみは発生してしまうのか、その対策はなにかについてご紹介したいと思います。
乾燥によるかゆみの原因とは?
身体の保湿の機能をはたすのが、「セラミド」といわれるものです。
このセラミド、実は水に弱い性質があります。
そのため、手洗いなど、洗浄をしたりすることでセラミドの機能が弱まってしまいます。
保湿機能が低下することによって肌が乾燥してしまいます。
そのまま放置をしてしまうと、肌の乾燥によってかゆみが発生します。
また、そのかゆみが発生することでかきむしるなどの行為を行うと、
かゆみを増強させる「ヒスタミン」が分泌されますので、さらにかゆみが増強するというわけです。
洗顔などで肌をごしごしと洗っている人はいませんか?
ごしごしと肌を洗うことで、肌にダメージを与えがちです。
また、保湿効果が弱まってしまいます。
洗顔後に時間をおいて保湿クリームを塗ってみるとわかると思いますが、徐々に顔中がかゆくなると思います。
これは、セラミドの効果が弱まり、乾燥している証拠なんです。
夏場でもそういったことがおこりますので、冬はとくに保湿する必要があるというわけです
乾燥によるかゆみへの対策とは?
かゆみへの対策についていくつかご紹介したいと思います。
①身体を洗う時は、タオルではなく手で洗う
一瞬、「手で洗うの・・・?」と思いますよね。
私も最初は抵抗がありました。
とくにナイロンのタオルでゴシゴシと洗うと汚れが落ちているように感じます。
しかし、肌にはダメージを与えているんです。
手で洗うということは、肌へのダメージがかなり少ないので、乾燥によるかゆみを防ぐにはとてもよいのです。
最近では泡タイプのボディーソープも売ってありますからそちらを使用するとよいでしょう。
洗顔もそうですが、身体を洗うときは泡で身体を洗うように優しく、丁寧にするとよいです。
②お風呂あがりにはしっかりと水分をふきとる
身体の保湿機能のある「セラミド」の効果を発揮させるためにも、水分をしっかりとふきとりましょう。
お風呂上がりだけではなく、手洗いや顔を洗ったりするときも、しっかりと水分をふきとるようにしましょう。
③保湿クリームを塗る
とくに、皮脂量の少ない手足は乾燥しがちですから他の部位よりもしっかりと保湿クリームを塗るようにしましょう。
保湿クリームは、無添加で刺激の少ない成分のものを選ぶとよいです。
意外と「○○アルコール」「エタノール」などが含まれているものが多いのです。
保湿クリームを買う前に、そういった成分が入っていないか確認をするとよいでしょう。
まとめ
乾燥によるかゆみがおこる原因は、水洗いなどによってセラミドの機能が減少するためです。
また、かきむしるとさらにヒスタミンが分泌され、さらにかゆみが増強します。
対策としては、保湿ケアを十分にするようにすることです。
しっかりと対策をとり、乾燥にまけない肌作りをしましょう。