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いまさら聞けない!年末調整の時期としくみについて紹介します

お金 この記事は約 4 分で読めます。

 

年末調整と言われると、サラリーマンの方は特に耳にするのではないでしょうか?

 

税務署に書類を提出したりするのを会社側が行ってくれますからあまり年末調整のことを知らないという人が多いと思います。

 

そこで今回は年末調整の時期についてご紹介したいと思います。

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年末調整とは?

まず、年末調整とはなにかについて詳しく説明したいと思います。

 

年末調整とは、毎年(1月~12月)の間に会社から給与や報酬、賞与などから天引きをされた所得税の総額と、1年間の総収入額がわかる時期に本当であれば納めなければいけない所得税額を調べ、それらを比較することによって差額分を支払ったり受け取ったりすることをいいます。

 

ほとんどの場合は年末調整によって支払いすぎた分を取り戻すことができます。

しかし、会社によっては逆に支払っていない額もある可能性がありますので12月の給与から天引きされています。

 

年末調整がされない場合があります。それは、収入額が2000万円以上であったり、災害被害者のため、源泉所得税の徴収猶予を受けている場合です。

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2017年は全国各地で大雨や台風などの影響によって災害被害者が多数いますので、源泉所得税の徴収猶予を受けている人が多いかもしれません。

 

そうすると、年末調整しませんので関係ないということになります。

 

もし、途中で退職した場合や何らかの理由で仕事をすることができない場合などでも、その状態が発生した時期によっては年末調整をしなければいけないこともありますので確認が必要となってきます。

 

年末調整の時期はいつ?

年末調整の時期は、簡単にいうと年末に行いますので大体12月になります。

 

もし、12月の給与や報酬、賞与などを早めに受け取る場合はその時点で年末調整をすることも可能です。

 

年末調整をするのは、サラリーマンであれば会社側が行います。

税務署から年末調整に必要な書類が会社側へ送られてきます。

 

そのあと会社側は社員へ年末調整に必要な書類を配ります。

その書類を回収し、源泉徴収などの様々な計算を行ったあとに12月の給与の時に年末調整分を反映させます。

 

そのあとに税務署に会社側が提出します。

 

社員が、提出しなければいけない書類を会社側に提出するのが遅くなれば会社側も税務署に提出できませんし、12月の給与に反映させるのが大変になります。

 

そのため、大体10月中旬から11月初旬に年末調整の書類を配布し始めます。

社員としては、その時期に年末調整関連に関わることになります。

 

もし、会社勤務ではなくて個人事業をされていたり、無職である場合は、誰も手続きの処理をしてくれませんから自分でしなければいけません。

 

自分で手続きするためには、確定申告を行わなければいけません。

確定申告の仕方がわからない場合は、税務署で尋ねれば、相談料は無料ですのでいいと思います。

 

無職の場合でも、1年間の間に1円も収入がない場合は確定申告をする必要はありません。

 

まとめ

年末調整の時期は、大体12月になります。

会社に勤めているサラリーマンなどは、会社側が手続きの処理をしてくれます。

 

そのため、社員としては、会社側が年末調整の書類を配布した時に回収をする期限を定めると思います。

 

その期限までに提出をするようにしましょう。

会社側は、12月の給与に年末調整分を反映させ、税務署にも提出をすることになります。

 

ぜひ参考にしてください。

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